キャビテーションは肝臓に負担?解剖生理学専門学校卒業生が解説!
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キャビテーションって肝臓に負担がかかるんでしょう?なんだか怖い。
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ページ概要
キャビテーションは体に負担がかかる?
キャビテーションは体に負担がかかったり、副作用などがあるか、心配な方もいらっしゃると思います。
実際、キャビテーションをしているのと、全くしていないのとでは、体の負担は違います!
なぜなら、脂肪細胞を破壊して、外へ排出する、ということを体がやっているのですから、
一切体に負担はない、ということはありませんね。
では、実際に体にどんな影響があるのでしょうか。
キャビテーションは肝臓に負担がかかるのは事実
キャビテーションは肝臓に負担がかかります。
肝臓は様々な働きをしていますが、
大きく分けて、物質の代謝、解毒、胆汁の生成を行っています。
そのため、キャビテーションで破壊された脂肪細胞は、
血液を循環して、肝臓へ行きつきます。
肝臓では、さらに脂肪を分解して、体の外へ出す準備をします。
キャビテーションは、1回実施したら3日間は期間をあけるように言われます。
これは、肝臓の負担を抑えるための期間です。
とは言え、みなさん、お酒を飲んでも肝臓に負担がかかるのはご存知ですよね?
毎日飲酒をすると肝臓に負担がかかるように、
毎日キャビテーションをすると肝臓に負担がかかりすぎてしまうため、
期間をあけて、次の日程を決めることになります。
早く痩せたい!という一心で、毎日キャビテーションをするのは避けてくださいね。
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肝臓に負担があると、どんな症状がでるの?
肝臓に負担があると、体がだるくなったり、重く感じることがあります。
二日酔い、とまではいきませんが、
動きたくないなぁ、と思う程度。
ただ、ほとんどの場合、体に不調を感じることはありません。
肝臓は、本当に悪い状態になるまで
悲鳴を上げることはありません。
ガンや肝硬変などの重大な病気になったときに、
不調として体に現れてきます。
肝臓は、体の中で一番大きくて重い臓器。
とっても大事な臓器で、とても強い臓器です。
一度に大量の脂肪細胞を送り込まなければ、
日常生活に支障が出ることはありません。
キャビテーションが原因で、肝臓疾患になる、なんてことも、気にしなくて大丈夫です。
ただし、肝臓に持病がある、という方は、キャビテーションを避けた方がいい可能性が高いため、
あらかじめ医師やエステサロンに相談してくださいね。
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ダイエットにもなる?肝臓に負担をかけない生活方法6つ
キャビテーションによる肝臓への影響はそこまで気にしなくていいとはわかったものの、
なるべく負担をかけないように生活を送りたい!という方は、以下の7つを実施してみてくださいね。
これ、ダイエットにもなりますよ!
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1、食べ過ぎ注意!
飲食が多ければ多いほど、肝臓は分解するものが多くなりますので、
肝臓に負担がかかります。
忘れがちですが、肝臓に限らず、
私たちの臓器が一番働くのは、食事後です。
もちろん、食事をしていなくても働いていますが、
飲食というのは、体に与える影響というのはとても大きいのです。
キャビテーションで肝臓を気にする前に、
暴飲暴食していないか、チェックしてくださいね!
2、糖分の取りすぎ注意!
ダイエットをしていれば、糖分を気にしている方も多いと思います。
糖質は、肝臓でグリコーゲンという物質に変換され、
エネルギーとして利用したり、筋肉を合成してくれる役割があります。
ということは、糖分を必要以上に取りすぎると、肝臓に負担がかかる、ということがわかりますね。
ただし、糖分を一切摂取しない、というのは避けてください。
巷では糖質制限ダイエットが流行っていますが、
極端に糖質を制限すると、脂肪ではなく、筋肉が減ってしまうためです。
理由は簡単。
先ほど、グリコーゲンは筋肉を合成する役割がある、とお話ししました。
糖分がなく、エネルギーが生成されなくなると、
筋肉を減らしてエネルギーを生成してしまいます。
糖質制限ダイエットは、実は、脂肪ではなく、筋肉を減らしている可能性もあるのです。
筋肉は代謝を上げるためにダイエットにはとても重要ですから、
糖質を一切取らない、というのは逆効果です。
1日、お茶碗1杯分のごはんくらいの糖分は取るようにしてくださいね。
3、添加物の取りすぎ注意!
添加物は自然の物質ではありませんから、
肝臓が分解するのにとても負担がかかります。
最近では、砂糖は体に悪いから、と言って、
人口甘味料を使用していることが多くあります。
その際、「カロリーカット」などとうたっていることが多いですね。
しかし、FAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機構)は、
「砂糖摂取が肥満を促進する事はない。」と発表しています。
大切なのは、摂取量と摂取するタイミングです。
何事も、やりすぎはよくありません。
もちろん、寝る前に過剰摂取するのはNGです!
上記でもお伝えしましたが、ダイエット中の必要な糖質としては、
1日お茶碗1杯分のご飯の糖質があればOKです。
砂糖よりも、添加物の方が肝臓に負担がかかりますから、
食料を買う場合は、裏の成分表をしっかり確認してくださいね。
4、サプリや薬は極力避ける
サプリや薬は肝臓に負担がかかります。
添加物と同じで、自然のものではないためです。
カプセルなども、分解するのにとても負担がかかります。
サプリや薬に頼らずに生活しましょう。
5、飲みすぎ注意!
アルコールは肝臓に負担がかかることはご存知ですね。
太る原因にもなりますし、ダイエット中はお酒は控えましょう。
6、天然の植物由来の油を摂取!
植物由来の油、と言っても、サラダ油ではありませんよ。
例えば、アボカドやくるみ、オリーブなどです。
これらの食べ物は、デトックス作用があり、
肝臓の血液を解毒してくれる作用があります。
ニンニクも肝臓にいい食べ物です。
他には、コーヒーも肝臓にいい、というデータもあるようですが、
コーヒーに関しては意見が分かれるところです。
実際、コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べ、
肝疾患のリスクが下がったというデータもあるようですが、
カフェインなどの別の影響がありますので、
今回は、肝臓にいい生活には含まないことにします。
体の負担を考えると、自然にダイエットにつながりますね!
まとめ
キャビテーションは、確かに肝臓に負担となりますが、
日常生活に支障をきたすほどの負担はありません。
もし心配であれば、日常生活で肝臓に負担をかけていることがないか、
確認してみましょう!